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 日本各地で学校が再開され、教員らが新型コロナウイルスから子供を守るために知恵を絞っている。他国がとる対策の中には、私たちが参考にできる内容もある。流行の第1波を早期に抑えた韓国で、就学する小中高生が最も多い自治体の教育行政トップ、李在禎(イジェジョン)さんに取り組みを聞いた。

 ――小中高校の授業が5月20日から段階的に再開した後、李さんが教育監を務める京畿道では物流倉庫などでの集団感染が起きた。

 「京畿道には幼稚園と小中高校が計約4600あり、約163万人が通っている。全国の27%を占め、隣接するソウルのほぼ2倍だ。教育現場での集団感染がいつ起きてもおかしくないが、今のところは幸いながら防げている」

 ――どんな防疫策を。

 「学校では、登校する子供を3分の1に抑え、残りはオンライン授業にしている。家庭には登校前に毎朝、体温測定などの結果をSNSで報告するよう求めた。登校時に熱感知カメラで体温を確認し、机も仕切り板で囲っている」

 「また、幼稚園から高校まで、手を洗うタイミングやその理由などを子供同士で話し合ってもらい、感染を防ぐ行動マニュアルを作成させた。自ら考え、納得することで、積極的な行動に結びつく。消毒液も子供たち自身で作ってもらった。彼らは容器に入れて、持ち歩いている」

沈没事故から続く安全教育

 ――子供たちがマニュアルを作るのは初の試みか。

 「2014年に修学旅行の高校…

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