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 不正プログラムを使って有料衛星放送を自宅のテレビで無料で視聴したとして、警視庁は6日、国土交通省航空局交通管制部の技官常安亮裕(つねやすあきひろ)容疑者(40)=東京都足立区関原3丁目=を不正作出私電磁的記録供用などの疑いで逮捕し、発表した。不動産業の大熊啓泰容疑者(46)=さいたま市南区大谷口=も、不正プログラムを常安容疑者に提供したとする不正競争防止法違反容疑で逮捕した。

不正なB-CASカード使用か

 2人はサッカーのファン仲間で、常安容疑者は3年近くにわたりサッカー中継などを繰り返し不正に見ていたという。

 生活経済課によると、常安容疑者は2016年4月~19年1月、自宅で不正プログラムを書き込んだ「B―CAS(ビーキャス)カード」を使い、有料放送を無料で視聴した疑いがある。大熊容疑者は18年3月、不正プログラムをLINEで常安容疑者に送った疑いがある。

 常安容疑者は、この不正プログラムを元同僚2人にLINEで送ったとする同法違反の疑いもある。大熊容疑者は調べに「友人からもらった」と説明しているという。

 警視庁は同様の不正が横行している可能性があるとみて調べる。