拡大する写真・図版池田八重子さん。時間をかけて注ぐふんわりした泡のビールが自慢だ=大阪市北区、滝沢美穂子撮影

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 大阪・北新地にあるラウンジのママ、池田八重子さん(47)は、昼の仕事に専念するためいったん夜の世界を離れることになったが、4年のブランクを経て戻ってきた。コロナ禍で迫られた対応では、過去のさまざまな経験が生きたという。「全てがつながっている」。今、そう感じている。

 ビル8階、ドアを開けて小上がりの階段を進むと、高い天井と街の明かりがちらつく小さな窓が印象的な空間が広がる。全10席ほどのカウンターの中が八重子ママの立ち位置だ。

 大阪市立の商業高校を卒業して府内にあるメーカーの事務職に就いた。北新地に飛び込んだのは24歳。きれいなドレスを着て自分らしさを出せる華やかな世界に魅力を感じ、会社勤めとの両立を楽しんだ。

 メーカーの営業事務、調剤薬局の受付、遊技場機器製造会社の総務、エステティシャン……。何でも経験したくて多様な職を渡り歩いた。人に出会うことが好き。店を変わりながらホステスを続けたのも、それが理由だ。

拡大する写真・図版店を継ぐことが正式に決まった頃。友人たちが祝ってくれた=2017年4月、池田八重子さん提供

 37歳でラウンジ「真珠(パー…

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