ショーパブクラスター、感染拡大 鹿児島県が休業再要請
鹿児島県は6日、鹿児島市内のショーパブでクラスター(感染者集団)が発生し、感染者が急増しているとして、県内全域の「接待を伴う飲食店」に対し、休業を要請すると発表した。これらの店への休業要請について、県は5月15日に解除していたが、再要請に踏み切った。
発表によると、期間は8日から21日までの2週間。要請対象は、キャバレーやナイトクラブ、ダンスホール、スナック、バー、パブのうち、接待を伴う飲食店。休業する協力金として中小企業20万円、個人事業主10万円、複数店舗を持つ場合には10万円を上乗せして支払う。
市がクラスターが発生したとみているのは、鹿児島市の繁華街・天文館地区にあるショーパブ「NEWおだまLee男爵」。本格的なダンスをショー形式で披露し、県外からを含めて多くの客が訪れていた。
県によると、利用客や従業員、その接触者などパブ関連の感染者は今月1~5日で81人にのぼった。県や市によると、6日も県内で新たに12人の感染が確認され、このうち少なくとも8人がパブ関連という。
県内の累計感染者数は6月末までは11人だったが、6日時点で計110人に急増している。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]