栃木・小山市長選で毎日新聞が誤報 落選の現職を当選に

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 5日に投開票された栃木県小山市長選について、毎日新聞が6日付朝刊栃木版で、6期目をめざして落選した現職の大久保寿夫氏(71)を当選したと誤って報じた。実際は新顔で弁護士の浅野正富氏(63)が初当選した。

 毎日新聞社長室広報担当によると、事前の情勢判断と開票作業の途中経過をもとに、大久保氏を「当選確実」と一時判断した。誤報が掲載された新聞は宇都宮市真岡市など県内の一部地域に配られた。同社のインターネットサイトでも6日朝、一時、配信された。小山市内で配った新聞には掲載されていないという。

 同社は「読者や候補者をはじめ、多くの関係者の方に多大なご迷惑をおかけした。選挙結果を報道するという重大な局面で発生したミスであることを重く受け止め、今後原因を調査し、再発防止に努める」とコメントした。

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