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 九州を中心にこれまでも繰り返されてきた梅雨末期の豪雨が、今夏も猛威をふるっている。4日の熊本県南部の豪雨に続き、6日には九州北部3県に大雨特別警報が発表された。今後も同じような豪雨が続くと専門家は警戒を呼びかける。気象庁は九州の梅雨明けは11日以降の見通しを示している。

 過去にも梅雨末期に複数回や、広範に豪雨に見舞われた例がある。2012年は7月3日に福岡、大分両県の豪雨で2人、1週間後の11~14日にも豪雨で熊本県を加えた3県で32人が死亡・行方不明に。18年7月6日から雨が強まった西日本豪雨は九州では福岡、佐賀、鹿児島、宮崎の4県で8人が犠牲になった。

 元下関地方気象台台長で防災NPO「CeMI気象防災支援・研究センター」の田代誠司・上席研究員によると、梅雨末期は太平洋高気圧と中国大陸上の高気圧の力が拮抗(きっこう)し、九州周辺に梅雨前線が停滞しやすい。さらに気温の上昇に伴う多量の水蒸気が、東シナ海から梅雨前線に流れ込むことで、積乱雲が次々に発生する線状降水帯も生じやすく、豪雨が多発する。

 京都大学の竹見哲也准教授(気象学)が気象衛星の情報に基づいて解析したところ、熊本県が豪雨に見舞われた4日には、西日本豪雨と同様に、多量の水蒸気が九州周辺の梅雨前線に流れ込んでいたという。

 6日も同程度の水蒸気が流れ込…

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