豪雨で道路や通信が断たれ、孤立状態が続く熊本県球磨(くま)村。17人の犠牲者を出した人口約3500人の山あいの村では、役場の機能も損なわれ、被害の全容すらまだ分かっていない。支援の手が思うように届かないなか、住民は厳しい暮らしを強いられている。
県によると、道路が寸断された球磨村は村全域が孤立。8地区(370世帯)では、被害状況をつかめていない。自衛隊などが現地へのルート開拓を試みているという。
山々と球磨川にはさまれた神瀬(こうのせ)地区。6日正午ごろ、数人の消防職員が川に面した平屋の住宅に入った。岩戸智区長(80)が、外でじっと立っていた。やがて出てきた職員が告げた。「亡くなっています」
近くの住民らによると、集落に…
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朝日新聞社会部