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 海藻を食い荒らす厄介者のムラサキウニを捕獲し、キャベツで育てた「キャベツウニ」が6日、神奈川県逗子市の小坪漁港から市内のスーパーに初出荷された。県内では横須賀、三浦、小田原市内の3漁協もキャベツウニ養殖に取り組むが、市中に出回ることは少なかった。特徴であるさっぱりした甘みを一般消費者に知ってもらい、「普及に弾みを」と関係者は期待する。

 三浦半島一帯ではウニによる食害などで海藻が減る「磯焼け」が起きている。今年4月、磯焼けが激しい海域から1500匹を捕獲。漁港の一角に据え付けた水槽5個で、細切りにしたキャベツを与えて育てた。三浦市などと違って近くにキャベツ畑はないが、市内のスーパー「スズキヤ」が、各店舗で販売前にはがすキャベツの外葉を提供した。小坪漁協と、スズキヤも加わる市商工会は合同会社をつくって以前から特産品開発などに取り組み、漁協の誘いをスズキヤが快諾した。

 キャベツは水槽に投入しても水面に浮かび、底にいるウニに届かないため、小坪漁協理事で市内のイタリア料理店主でもある座間太一さん(55)はキャベツの細切りを塩漬けし、すぐ沈むように工夫した。「水温22度を超してからはウニの食べっぷりがすごかった」と座間さん。

 水槽から死んだウニをこまめに除き、清潔を保って約3カ月。1200匹がこの日の出荷を迎えた。今年はこれで終了だ。

 よく育ったウニは、殻付きのま…

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