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 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに生活に欠かせなくなったマスク。だが、長時間の着用で耳が痛くなったり、市販のマスクのサイズが合わなかったりという悩みを抱えている人は多い。そんな人たちの力になろうと、兵庫県西宮市のアクセサリー製造販売会社「コパクラフト」が、マスクひもを後頭部で固定する「マスクバンド」を開発した。

 きっかけは同社で商品の企画・制作を担当する田所剛さん(41)がマスクに対して不満を感じたことだった。マスクをつけ続けていると、耳の裏側がゴムのマスクひもで締め付けられて痛みを感じる。小学2年生の長男に使わせていた市販品のマスクはSサイズでもぶかぶかで、顔にフィットしない――。そんな日々を我慢しながら過ごすうち、「マスクのつけ方を変えればいいのでは」と新たなグッズの開発を考えついた。

 開発したグッズは、ヘアゴムなどに使われるゴムひもに金属の留め具を装着したもの。市販のマスクのひもに留め具をひっかけ、耳の後ろではなく後頭部でマスクを固定する仕組みだ。

 利用者は、ゴムひもに取り付けられた金具をスライドさせることで、ちょうどいい長さに調整することができる。サイズは子ども向け、女性向け、男性向けの3種類、それぞれ税抜き2千円。留め具部分には、ユニークな表情をしたロボットと歯車のモチーフがついている。

 同社はまた、疫病よけの伝説がある妖怪「アマビエ」をモチーフとしたチャーム(税抜き4千円)も制作。電子部品を利用した足、ナットや歯車の形をしたパーツのついたユニークなつくりとなっている。

 田所さんは「マスクバンドがマスクをつけるストレスを少しでも軽減することにつながれば」と話した。購入はホームページ(https://www.amu-nishinomiya.com/別ウインドウで開きます)、またはコパクラフト(0798・64・6155)の工房で。(石田貴子)