熊本)知事「災害対応に全力」 ダムによらぬ治水検討も

有料会員記事

伊藤秀樹、大木理恵子
[PR]

 熊本県南部に降った記録的な豪雨では、球磨川の氾濫(はんらん)や決壊で流域に甚大な被害が出ている。蒲島郁夫知事は6日にかけて報道陣の取材に応じ、「災害対応に全力を尽くす」と述べ、状況が落ち着いた段階で初動対応や既存のダムのあり方を検証する考えを示した。12年前に判断した川辺川ダム計画の中止についても発言し、「ダムによらない治水をさらに検討する」とも述べた。

 蒲島知事は6日、県災害対策本部会議後の報道陣の取材に、「初動対応をはじめ今回の災害に関する検証、分析を国や市町村と共に行う。各ダムのあり方をはじめ様々な課題が問われる。その結果を踏まえて、地域の安全安心の確保に向けた検討を進めたい」と語った。

 蒲島知事は2008年9月、川辺川ダム計画の「白紙撤回」を表明。当時の前原誠司国土交通相が中止を明言した。その後、国と県、流域市町村はダムによらない治水対策の協議を続けるが、実現していない。

 「多額の資金が必要だという…

この記事は有料会員記事です。残り351文字有料会員になると続きをお読みいただけます。