アピタル・近藤幸夫
拡大する黒百合ヒュッテ近くから望む東天狗岳(左)と西天狗岳。手前はスリバチ池=2020年6月21日午前6時32分、長野県茅野市、近藤幸夫撮影
7月に入り、本格的な夏山シーズンを迎えました。新型コロナウイルスの影響で、今年は例年と全く違った登山となります。富士山(3776メートル)は登山道が閉鎖され、他の山域でも休業する山小屋は少なくないのです。「コロナ時代の登山」を考えてみようと、6月1日から山小屋が営業を再開した八ケ岳に登ってきました。
八ケ岳は首都圏から近く、例年、大型連休から大勢の登山者でにぎわいます。しかし、今年は全国を対象とした緊急事態宣言のほか、長野県から5月31日まで県内山岳の登山自粛要請がありました。このため、登山シーズンの幕開けが6月1日にずれこみました。
拡大する休憩中も飛沫(ひまつ)を防ごうとマスクを着用=2020年6月21日午前9時20分、東天狗岳、近藤幸夫撮影
選んだ山は、山頂からの展望が良い北八ケ岳の東天狗岳(2640メートル)。6月20日に登山口の「渋の湯」から入山し、黒百合(くろゆり)ヒュッテに泊まる1泊2日のコースです。山仲間2人と3人パーティーで登りました。
長野県は「登山安全条例」で、…
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朝日新聞社会部