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 広島市は7日、広島県警広島東署内の留置場で勾留中の住所不定、無職の男が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。市は、移送や留置に関わった警察官9人が濃厚接触者にあたるとして、PCR検査を実施する。広島県内で確認された感染者は延べ170人となった。

 広島市と広島県警によると、男は今月、新幹線と捜査車両で東京から広島東署に移送された後、単独で留置されていた。5日夜に39・5度の熱が出たためPCR検査を実施したところ、6日に陽性が判明した。軽症だといい、警察官の監視のもとで市内の医療機関に入院した。

 県警によると、濃厚接触者の9人以外に警察官15人が自宅待機している。

 市によると、本人は発症前14日以内に海外への渡航歴はないと申告しているといい、市が行動歴などを確認している。市と県警は「個人の特定につながることは公表しない」として、男の年代や移送した日付などを明らかにしていない。(宮崎園子、比嘉展玖)