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 発熱などの症状が出ず、感染しても気づかない人もいるとみられる新型コロナウイルス。そうした中、抗体検査を活用して職員の感染状況を探り、対策にいかす病院や介護施設がある。PCR検査なども使い、院内感染への対策づくりを進めている。

 ひらた中央病院(福島県平田村)などの誠励会(せいれいかい)グループでは5月、職員らの感染状況を調べるため、病院や介護施設などで働く680人に抗体検査をした。

 新型コロナに感染すると体内でたんぱく質(抗体)ができる。抗体検査は精度の課題が指摘され、国内では国が診断用として承認した試薬などはなく、海外製の簡易キットを使った。感染後早めに作られ、短期間で消えていく抗体(IgM)と、遅れて作られ、長く残る抗体(IgG)を調べるものだ。

 それまでに職員や患者、利用者…

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