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 盛岡市の岩手県公会堂が6日夜、ライトアップされた。新型コロナウイルスの影響で仕事が減った舞台照明スタッフの存在を知ってもらおうと企画され、この日は盛岡市内のバレエ教室に通う中高生8人がダンスを披露し彩りを添えた。

 ボランティアでライトアップを手がけたのは盛岡市の舞台制作会社「オールステージカンパニー」の照井晨市(しんいち)社長(57)。新型コロナの感染拡大に伴い、3月以降は仕事がゼロになった。照井さんは「目立たないところで苦しんでいる人もいるということを理解してもらえれば」と話す。

 この日は全国約120カ所が一斉に「アンバー(琥珀〈こはく〉色)」にライトアップされた。アンバーは「感情が抑えられている状態」を表す一方、「豊かさ」や「穏やかさ」を意味するといい、「ストレスを乗り越えて、日本全体が少しでも豊かな気持ちになってほしい」と照井さん。

 県公会堂は7月の毎週月曜日にライトアップされる。午後6時半から医療従事者への感謝を込めて青い光で照らし、同8時からアンバーに切り替える。(藤谷和広)