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 魚津埋没林博物館(富山県魚津市)が企画展「喜見城(きけんじょう)立つ 殿様も見た魚津浦の蜃気楼(しんきろう)350年のあゆみ」を開いている。加賀藩時代に書かれた日本最古の蜃気楼の記録や絵図をはじめ、明治時代の気象記録の史料など約20点を展示。地元の高校生たちや社会人落語家らもコラボし、蜃気楼の歴史を楽しくたどる催しだ。10月末まで。

 目玉のひとつが「喜見城之図」(金沢市立玉川図書館蔵)。1797年5月に加賀藩主前田治脩(はるなが)が参勤交代の途上、魚津浦の御旅屋で蜃気楼に遭遇し、風景が変化する様子を絵師に描かせたものだ。縦52センチ、横73センチの元の風景の絵の上に、刻々と変化する富山湾越しの風景を6枚の細長い紙に描いて重ね、まるでパラパラ漫画のように風景が変化するさまを見せる。

 実物の展示は8月末までだが、この絵図を魚津高校美術部の山本那由さん(3年)が水墨画に模写している。蜃気楼を微妙な濃淡で表現する原画に近づけようと、練り墨を様々な濃度に薄め、何度も重ね塗りする。当初は6月だった部活動引退を1カ月延ばして描き続けている。8月中旬から会期末まで展示する予定だ。

 このほか、同校書道部員らが、…

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