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 8日朝まで降り続いた雨で、岐阜県の北東部を流れる飛驒川が氾濫(はんらん)し、同県高山市などでは朝までの48時間雨量が観測史上最多を記録した。住民らが不安な夜を過ごした街に、土砂が押し寄せた。

 大雨特別警報が発令された同県高山市。中心部から東の山あいにある同市滝町では、山腹が崩れ、大量の土砂が公民館や近くの住宅に流れ込んできた。土砂は木々や電信柱などをなぎ倒し、近くを流れる生井川に到達。川の対岸の住宅にも土砂が迫り、家屋の一部が傾いていた。市によると、けが人はいないという。

 近くに住む新田和子さん(75)は午前8時ごろ、「ゴゴゴー」という大きな音を聞いた。ヘリコプターが近づいてきたのかと思うような音だったという。自宅そばの橋を通ると、大量の土砂や木々が川を流れているのが見えた。新田さんは「ものすごい土と水で怖かった。こんなこと生きてきて初めて」と話した。

 県警高山署によると、同市滝町では8日午前3時20分ごろ、土砂が家屋に流れ込んだという110番通報があり、6人が救助されたという。同市朝日町西洞でも住宅に土砂が流入し、3人が取り残されたが、県警や消防が救助して、けがはないという。

 西洞地区で民宿を営む男性(64)は「昨夜から雨が激しかった。近くの西洞川があふれ、川沿いの道路は何カ所も崩れている」。周囲の道路には倒れた木や石が転がっていて、車は通れない状態という。「これでは家から動けない。西洞は孤立の状態だ」

 高山市によると、8日午前7時現在、市内でけが人は確認されていないが、床下浸水1軒、床上浸水2軒を確認。2カ所で道路の路肩が崩れ、3カ所でのり面が崩落するなどした。

 岐阜市の長良川でも8日午前8…

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