拡大する写真・図版「こんなふつうのおじさんでも感染してしまう。コロナ問題を自分事として考えてもらいたい」と、実名で取材に応じた理由を話す奥村光正さん=2020年7月7日午後3時1分、北海道北見市、斎藤徹撮影

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 新型コロナウイルスの感染が国内各地より早い時期に拡大した北海道北見市。電器店を営む奥村光正さん(68)は、そこで2度の恐怖を経験した。1回目は、コロナへの感染によって。2回目は、周囲からのいわれなき差別と偏見によって。「まちの電器屋さん」は、自らの体験を公にし、コロナ禍ですさむ社会に訴える。「感染者は悪者ではない。コロナを正しく怖がろう」と。

1本の電話でよぎった不安

 1982年に「コーセーでんき」を立ちあげ、家電製品の販売や修理、家電をめぐる住民のちょっとした困りごとに対応してきた。そんな忙しくも充実した日々に異変が起きたのは、今年2月のことだった。

 14、15の両日、市内の北見…

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