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 九州から東日本にかけての豪雨の原因になっているのが、活発な活動を続ける梅雨前線だ。この前線は中国本土まで延びており、長江の流域にも記録的な大雨をもたらしている。中国政府の発表によると、3日時点で洪水などによる死者・行方不明者は121人に上るという。

 日本の気象庁によると、長江の中下流沿いの地域では先月中旬以降、暖かく湿った空気の流れ込みが続き、停滞している前線の活動が活発化。気象庁が、中国気象局から届いた数値を分析したところ、6月の積算降水量は、湖北省の観測点で508ミリに達し、記録がある1982年以降で最大だった。長江の中下流域60地点の合計でも、過去23年間の平均の約1・5倍だった。

 梅雨前線は毎年、中国にもかかり、中国でもこの季節を「梅雨」と書き、「メイユイ」と読むという。