拡大する写真・図版スタチンの薬

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 太った。

 新型コロナウイルスによる自粛の影響で体を動かす機会が減り、そう思っている人も多いかもしれない。私もその一人。この生活が続くかと思うと、一つ気がかりなことがある。

 コレステロールだ。放っておくと動脈硬化のリスクになる。コロナで重症化した人には持病がある人も多く、予防は大切そうだ。ただ、専門家は「高コレステロールというと、太っている人や高齢者を思い浮かべるかもしれないが、必ずしもそうじゃない」という。また「生活習慣病と聞くと、生活習慣を変えれば何とかなると思う人もいるがそうではない」とも言う。どういうことなのか。

BMIは標準だが……

 コレステロールには善玉コレステロール(HDL-C)と悪玉コレステロール(LDL-C)があり、LDL-Cが高いと高脂血症につながる。LDL-Cの正常は140未満だが、私は160と結構高い。現在34歳。身長171センチ、体重65キロ。コロナ禍が始まるまでは毎週末、2時間ほどフットサルを続けていたが、在宅勤務に運動不足、つまみ食いなどが影響し、春から3キロほど増えた。

 それでもBMIは22.2で、もっとも高脂血症などになりにくいとされる数値だ。だが子どものときからコレステロールの値は高めで、健診のたびに気をつけるようにいわれてきた。

 高脂血症は動脈硬化を起こす危険因子となり、放っておくと血管の負担が大きくなり、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などのリスクが高まる。

 日本人のコレステロールが比較的低いとされたのはもう何十年も前の話だ。食生活の欧米化が進み、2000年ごろには米国とほぼ変わらなくなったという報告もあるという。

拡大する写真・図版慶応大の福田恵一教授

 「高コレステロールというと、太っている人や高齢者を思い浮かべるかもしれないが、必ずしもそうじゃない」。こう話すのは慶応大の福田恵一教授(循環器内科)だ。コレステロールが高い原因は、食事をはじめとする生活習慣だけでなく、家系や体質の影響があるとも言う。

 私の学生のときの友人もその一…

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