[PR]

 ベネチアと並び、世界三大国際映画祭に数えられるカンヌとベルリン。多くの名作が輩出した映画祭の最高賞に与えられるトロフィーが二つ、いま、東京・有楽町の丸の内TOEI(中央区銀座3丁目)のロビーで展示されている。

 カンヌの最高賞はパルムドール(金のシュロ)。1983年、今村昌平監督、緒形拳主演の「楢山節考」が受賞した時のトロフィーだ。ベルリンの最高賞は金熊賞。63年に今井正監督、中村錦之助主演の「武士道残酷物語」が受賞した時のものだ。

 この2作品のデジタルリマスター版が同館で上映されている。これに合わせてパルムドールは川崎市アートセンターから、金熊賞は京都太秦映画村からそれぞれ借りてきた。上映と展示は16日まで。(編集委員・石飛徳樹)