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 新型コロナウイルス対策で出入境を厳しく制限している台湾で、海外旅行に出かける気分で飛行機に乗り込めるイベントが7日に開かれた。手荷物やパスポートを確認する手続きもあり、参加者は半日の「バーチャル海外旅行」を味わった。

 海外渡航者が前年比1%まで減るなか、将来の往来解禁に向け、空港の存在をアピールするのが狙い。

 台北の松山空港に集まった参加者は搭乗口近くのレストランで昼食をとった後、飛行機に乗り込んで見学。空のスーツケースを手に孫娘と参加した黄玉鳳さん(60)は「5月に横浜に出かける予定だったが、かなわなかった。早く行きたい」と語った。

 計3日間の体験会に約3万件の応募があり、計90組(180人)が選ばれた。利用者減で免税品店も苦しんでおり、空港ロビーでは特売会も開かれた。(台北=西本秀)