[PR]

 米ニューヨークで創業してから200年余り、米国流スーツスタイルの象徴的存在だったブルックスブラザーズが経営破綻(はたん)した。仕事着のカジュアル化と小売業のオンライン化で逆風が強まっていたところに、新型コロナウイルスによる休業が追い打ちをかけた。米小売業の苦境は深まるばかりだ。

拡大する写真・図版経営破綻(はたん)したブルックスブラザーズの米ニューヨーク・マディソン街の店舗。アメリカのトラッドファッションの象徴的存在だ=2020年7月8日、江渕崇撮影

 同社は8日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米破産裁判所に申請した。約7500万ドルのつなぎ融資を確保したといい、営業を続けながら債務を整理し、身売りに向けた手続きを進める。身売り先の候補には、昨年夏に経営破綻した米高級百貨店バーニーズ・ニューヨークを買収した米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループなどの名が浮上している。

 一方、ブルックスブラザーズの日本法人、ブルックスブラザーズジャパンは9日、米国法人とは財務的に独立しているとして、アウトレットも含めて国内にある82店舗(9日時点)の営業を続けると発表した。同社は、中堅アパレルのダイドーリミテッドとの合弁会社で、米国法人から金銭支援を受けておらず、未回収の債権もないという。取扱商品については、米国法人以外に日本の独自企画での仕入れ先があり、米国法人からの仕入れ状況に変更があっても、当面の間は、従来通りの提供が可能としている。

 ブルックスブラザーズは米国独…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事会員記事です。月5本までお読みいただけます。

こちらは無料会員が読める会員記事会員記事です。月5本までお読みいただけます。

この記事は会員記事会員記事です。

【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら