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 九州を襲った集中豪雨で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の一つ、三池炭鉱専用鉄道敷跡(福岡県大牟田市)にも大きな被害が出ていることが明らかになった。9日、福岡県と同県大牟田市が発表した。

 発表によると、大牟田市から熊本県荒尾市にかけて5・5キロに及ぶ鉄道敷跡で、6日夕方から7日にかけてのり面が計15カ所で崩落し、枕木が土砂や倒れた樹木に埋もれているという。最も被害が大きいのは、同じく世界遺産の三池炭鉱宮原坑跡(大牟田市)に隣接する場所で、並行する道路も含め、のり面が長さ約50メートルにわたって崩落した。

 大牟田市の担当者は「復旧のめどは全く立っていない。10日以降もまとまった雨が降り、さらに崩落箇所が増える可能性がある」と話している。