[PR]

 2027年の開業が遅れる公算が大きくなっているリニア中央新幹線をめぐり、国土交通省は9日、静岡県とJR東海に対する新たな提案を公表した。JR東海が静岡工区でトンネル掘削工事を始めないことを前提に、工事に先立つ水処理施設の整備などの準備工事を認めるよう静岡県に求めた。10日に同省幹部が県とJR東海に直接説明する。

 静岡工区(8・9キロ)は南アルプスを貫くトンネル工事。県や大井川流域の市町は、工事によって水資源や自然環境に影響が出ることを懸念しており、着工のめどがたっていない。JR東海は、水資源などへの影響が少ないことを理由に、宿舎や事務所の整備を終えている。さらに、準備工事に進みたい考えだが、県や流域市町は「準備工事とトンネル掘削工事は一体だ」などとして認めていない。

 国は有識者会議を設けて水資源への影響などの問題点を整理しているが、結論が出る時期は未定だ。JR東海は、トンネル掘削とその後の試験などを合わせると7年半ほどかかるとしており、予定している27年の開業は難しい状況になっている。

 国交省は今回の提案で、準備工…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【10/13まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら