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 トヨタ自動車は9日、新型の小型スポーツ用多目的車(SUV)「カローラクロス」をタイで発売した。主力車種カローラのSUVは初めて。SUVの人気が高まるなか、今後も成長が見込めるアジアなどの新興国を中心に売っていくという。

 カローラクロスは30~40代の家族層がターゲットで、室内や荷室の広さを確保した。全長4460ミリで、同じ小型SUVのC―HRより少し大きい程度だが、荷室の容量は1・5倍の487リットルある。「力強い外見も特徴だ」という。ハイブリッド車(HV)とガソリン車の2種類あり、タイでの価格は98万9千バーツ(約340万円)から。

 カローラは1966年に日本で発売して以降、世界150カ国以上で4800万台以上が売られてきた。これまでセダン型やワゴン型はあったがSUVはなかった。タイなどアジアの新興国ではカローラの知名度が高く、売り上げも特に好調なことから今回の投入を決めた。日本で売るかどうかは未定という。

 世界中でSUV人気が高まるなか、トヨタは相次いでSUVの新型車を投入している。昨年11月に国内で「ライズ」を発売したほか、今秋には「ヤリスクロス」の発売も予定している。(石塚大樹)