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 在沖米海兵隊基地キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町など)で、軍関係者数人の新型コロナウイルス感染が8日夜に確認されていたことが明らかになった。県幹部が9日の県議会定例会で報告した。7日に5人の感染が判明した米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)でも新たに同じ部署で働く1人が感染したという。

 県は基地内でクラスター(感染者集団)が発生した可能性もあるとみて、米軍に詳細な情報を提供するよう求めている。在沖米軍全体では、3月の米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)の兵士ら3人の感染も確認している。

 一方、基地従業員でつくる全駐留軍労働組合(全駐労)によると、キャンプ・ハンセンのゲートが8日午後11時ごろから9日午前9時半ごろまで閉鎖されていた。米軍の準機関紙「星条旗新聞」(8日付電子版)は、ハンセンでは8日午後10時43分、司令官から軍関係者に一斉メールで「基地の閉鎖」が伝えられた、と報じた。閉鎖の理由は示されていなかったという。(国吉美香、藤原慎一)