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 れいわ新選組から昨夏の参院選(比例)に立候補し、今後の国政選挙の立候補予定者である大西恒樹氏(56)が動画投稿サイト上で「どこまで高齢者を長生きさせるのか。命、選別しないと駄目だと思う」などと発言した。命の選別を容認する発言に批判が広がり、山本太郎代表が釈明する事態になっている。

 動画は大西氏が投稿し3日に公開された。少子高齢化問題に触れるなかで、「高齢者を長生きさせなくてはいけないという政策をとっていると若者たちの時間の使い方の問題になる」などと主張。「命、選別しないと駄目だと思う。その選択が政治。選択するんであればもちろん高齢の方から逝ってもらうしかない」などと述べた。

 これにネット上などで批判が相次ぎ、大西氏は7日に謝罪し動画を削除した。大西氏は元外資系銀行員で、党の構成メンバー(党員)として今後の国政選挙の候補者になっている。山本代表は7日、党のホームページで「命について真摯(しんし)に向き合うチャンスを与えたい」などとコメントし、いったんは処分しない方針を示したが、8日に「最終的な処分は党の意思決定の場である総会で行う」などと対応を保留した。

 昨夏の参院選では同党から重度障害者の木村英子氏と筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏が当選。山本氏は立候補した東京都知事選の街頭演説で「財政問題を入り口に、人の命の期限を決められてしまうような社会はもう近くまできている。なんとか止めないといけない」などと訴えていた。(小泉浩樹