[PR]

 鳥取県の日南町美術館で、企画展「失われつつある郷土作家の作品から古伊万里まで」が開催中だ。智頭町の福本昭夫さん(75)のコレクション。江戸期の土方稲嶺(とうれい)や片山楊谷(ようこく)、明治から昭和を生きた日野町出身の小早川秋聲(しゅうせい)ら広く知られた画家から、優れた作品を描きながらも情報不足で忘れられつつある画家まで、郷土画家34人による掛け軸45点と、古伊万里の大皿10点を展示している。19日まで。

 福本さんは、「伊豆の踊子」「絶唱」などの名作映画で知られる智頭町出身の西河克己監督の「西河克己映画記念館」(同町智頭)の館長で、地元の名物ガイドでもある。50歳の頃から掛け軸や焼き物の勉強を始めた。頭にあったのは、伊能忠敬。忠敬は50歳から天文を学び、日本中を歩いて精密な日本地図を作り上げ、智頭にも測量に訪れている。「自分も」と博物館や美術館に通って学んだ。

 きっかけがあったという。1995年、全国の古い街並みを描いている画家・廣長威彦さんが智頭を訪れた時に知り合い、古い宿場町・智頭の魅力を新たな目で見られるようになった。同年の阪神大震災の際に割れた古い器を金継ぎして修理し、古伊万里への興味も深まっていった。

 古い家や蔵に眠る掛け軸が代替…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【10/13まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら