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 停滞する梅雨前線の影響で、県内は9日も断続的に強い雨に見舞われた。この日は政府関係者が、今月の豪雨で被害を受けた鹿屋市の現場を視察。雨は10日も降り続く可能性があり、鹿児島地方気象台は警戒を呼びかけている。

 9日は十島村で24ミリ、薩摩川内市とさつま町で23・5ミリの1時間雨量を観測。鹿屋市では、2日夜の降り始めから9日午後4時までの雨量が1082・5ミリになり、平年の年間雨量のおよそ半分に達した。

 武田良太・防災担当相は同日、県内に入り、同市の土砂崩れ現場や冠水した青果地方卸売市場を視察。鹿児島市内では三反園訓知事とも意見交換した。その席で三反園知事は、今回の被害を「激甚災害」に早期に指定し、災害復旧事業の予算を確保することなどを要望。武田防災担当相は鹿屋市で報道陣に「激甚災害の指定の見通しが一刻も早く出せるように政府を挙げて取り組みたい」と述べた。

 鹿児島地方気象台によると、10日午後6時までの24時間降水量は薩摩地方で150ミリ、大隅地方で120ミリに達する見通し。(稲野慎)

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