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 九州を襲った豪雨で、大分県は9日、80代の女性が死亡し、その家族3人が行方不明だと発表した。女性は温泉旅館の女将(おかみ)で、行方不明の20代の孫は「電脳女将」のアカウントで情報を発信。一家を案じる声がSNS上で広がっている。

 県によると、死亡が確認されたのは由布市湯布院町の渡辺登志美さん(81)。8日、由布市挟間町の大分川沿いの雑木林で見つかった。行方不明の長女夫婦と孫と一緒に車ごと川に流されたとみられるという。

 登志美さんは市内の温泉街、湯平(ゆのひら)温泉で「旅館つるや隠宅(いんたく)」を営む。隣で旅館を営む湯平温泉観光協会前会長の横尾尚一さん(63)によると、他界した夫が魚屋をし、登志美さんが旅館を切り盛りしていた。「酒豪で、いつも笑っていた豪快な女将だった」

 7日夕、横尾さんが渡辺さんの娘に避難を呼びかけた。娘は「きょうは大丈夫そうだから」と話したという。だが、その後、濁流が共同温泉浴場や橋を押し流した。横尾さんは「怖くなって慌てて避難していて、車ごとのみこまれたのかもしれない。無理にでも一緒に避難しておけばよかった」と言葉を詰まらせた。

 行方不明の孫、渡辺健太さん(28)はSNSなどで旅館や県内の情報を積極的に発信。「電脳女将」のキャラクター「千鶴さん」が大分弁を交えて情報発信するユニークなスタイルが受け、旅館はサブカルチャー好きに人気の宿として知られる。

 新型コロナウイルスで疲弊した…

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