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 4度にわたってニセ電話詐欺の被害を防いだ常陽銀行勝田西支店(ひたちなか市)の行員、山内昌子(あきこ)さん(60)に、茨城県警から本部長感謝状が贈られた。ニセ電話詐欺では署長から感謝状が出るのが一般的。だが、さすがに4度ともなると個人には県警史上初の本部長感謝状となった。山内さんは「大変光栄でうれしい。これからも詐欺の防止に努めたい」と話した。

 6月中旬、女性(88)が50万円の入金伝票を持って窓口の順番を待っていた。山内さんが「ATMでも入金できますよ」と声をかけたところ、「2万5千円の還付金があるから」と言われた。

 「特別定額給付金なら10万だし……」。不審に思い詳しく聞いた。すると、市役所から健康保険の還付金があると電話があった後、銀行員から「手続きがうまくいかないので口座に50万円を入れて。口座番号と暗証番号を教えて」と別の電話があり、教えたのだという。詐欺だと確信し、上司に引き継いだ。

 山内さんは2005年、10年、11年にも窓口での声かけでニセ電話詐欺の被害を防ぎ、署長感謝状をもらっている。

 詐欺を見破るコツはあるのですか?

 「ありません。たまたまお客様が話してくれただけ」。でも、普段の接客から「言葉のキャッチボール」を心がけている。「息子にお金を持っていかないといけないのよ」という高齢の女性に「大変ですね」と声をかけたら、「実は最近、息子が電話番号を変えてね」と言われ、詐欺だと分かったこともあった。

 「最初から詐欺かもと身構えているわけじゃなくて、ただ、おしゃべりが好きなだけです」と笑う。

 感謝状を贈った河合信之県警本…

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