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 公明党の石田祝稔政調会長は9日の記者会見で、政府が公表した「経済財政運営と改革の基本方針2020(骨太の方針)」の原案をめぐり、防災に関する項目の一部で前年版と同じ文章があると問題視した。党内の会合でも批判が集中し、政府に修正を求めた。

 9日の党会合で問題になったのは、「国土強靱(きょうじん)化基本計画に基づき、必要な予算を確保し、オールジャパンで対策を進め、国家百年の大計として、災害に屈しない国土づくりを進める」との記述。石田氏らは「昨年の骨太2019と照らし合わせると一字一句同じだ」と政府に指摘した。

 石田氏は会合後の会見で「同じ文章を載せる神経がわからない。去年のことは覚えていないと思っているかもしれないが、そうはいかない」と強く反発。この日の原案了承は見送り、14日に政府側から改めて説明を求めるという。(大久保貴裕)