コロナで増えた再放送 テレ東プロデューサーの思いは 

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土井恵里奈
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 コロナ禍で、再放送への認識が変わりつつある。求められるあり方や課題は? 数々のヒットドラマを生んだテレビ東京の金曜深夜枠「ドラマ24」の阿部真士プロデューサー(43)に聞いた。

 ――金曜の深夜ドラマ「浦安鉄筋家族」が放送休止になり、代わりに「勇者ヨシヒコと魔王の城」が再放送されています(10日放送終了、大阪は13日放送終了)。

 視聴者にアンケートをしたところ、とても熱い声をいただき、再放送になりました。「この時期に何も考えずに笑って見られる」と好評です。

コロナで変わるか 再放送の位置づけ

 ――このごろは再放送が増え、高い視聴率を出すことも珍しくありません。コロナ禍の前と後で、その位置づけは変わりましたか。

 役者やタレントを抱えるプロダクションにとって、再放送には新しい仕事が奪われるという懸念がある。だからゴールデン帯は特に難しかった。でもいまは、なかなか新作が作れない状況のため演者側に折れてもらっている部分もあります。

 最近はリモートドラマもありますが、そこまで注目を集めてはいないようにみえます。再放送がこれだけ視聴率を取れていることを考えると、従来のきちんとした作りの物語が懐かしさも含めて求められているのでは。

 内容についても、このご時世を取り入れたものだけではなく、全くコロナとは関係のない所でのばかばかしさも大切。勇者ヨシヒコの笑える「くだらなさ」も、この時期だからこそと思います。

■問われる視聴者目線…

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