オリヒメが七夕に赤ちゃん出産 動物園は「奇跡の産物」
中村純
オリヒメが七夕に赤ちゃんを産んだ――。そんなおとぎ話のような出来事が静岡市立日本平動物園(同市駿河区)で起きた。
7日に誕生したのは、絶滅危惧種のマレーバクの赤ちゃん。母親のオリヒメ(3歳)と父親のフタバ(6歳)との間に生まれたメスで、体長50センチ、体重7キロほど。
オリヒメは昨年3月に東武動物公園(埼玉県)から「繁殖」の使命を担って、静岡にやってきた。同公園で付けられた名前という。
日本平動物園によると、オリヒメは出産時期などは調整しておらず、生まれた瞬間は「奇跡の産物」と歓声が沸いたという。(中村純)
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