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 九州を襲った記録的な集中豪雨により、各地で文化財の被害が相次いでいる。国宝の建物が浸水したり、遺構ののり面が崩れたり。今後も断続的に強い雨が降る見込みで、修復作業のめどは立っていない。

 4日に球磨(くま)川が氾濫(はんらん)し、市街地が広範囲に浸水した熊本県人吉市。JR人吉駅近くにある青井阿蘇(あおいあそ)神社では、国宝の社殿などが浸水被害を受けた。

 806年の創建と伝わり、地元では「あおいさん」の呼び名で親しまれている。17世紀初頭に造営された社殿は、2008年に国宝に指定された。

 その社殿を構成する五つの建造物のうち、拝殿と幣殿(へいでん)は床上十数センチの高さまで浸水した。壁には水が達した高さに泥がこびりついている。社務所などに保管していた神職の装束や資料も水につかったという。

 鳥居の前に架かる禊橋(みそぎ…

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