「スマイル」でファン浸透 広島時代のジャクソン容疑者

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 大麻取締法違反(所持)容疑で10日、広島県警に逮捕された前ロッテ投手のジェイ・ジャクソン容疑者(32)。広島時代は、主にセットアッパーとして3連覇に貢献。打者を抑えて、ベンチに引き揚げる時に浮かべる「ジャクソンスマイル」がトレードマークで、ファンからも親しまれる存在だった。

 ジャクソン容疑者は、2016年に広島に加入すると、救援として67試合に登板。150キロ超の直球と変化球を武器に、今村、中崎とともに「勝利の方程式」を築いた。5勝4敗37ホールド、防御率1・71の好成績で25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

 その年の日本シリーズでは、全6試合に登板。シーズン中と同様の力は発揮できなかったが、翌年の契約更新時には「日本シリーズではチームに貢献できず申し訳ございません。再び広島に優勝を届けられるように努力します」とコメントした。言葉通り、17年は60試合に登板して30ホールドを挙げ、2連覇を支えた。

 球団史上初の3連覇となった18年は、勤続疲労もあり不振から2軍落ちを経験。3年間で最少の48試合の登板にとどまっていた。

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