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 外貨建て保険に関する相談が全国の消費者センターなどに相次いで寄せられていることを受け、NPO法人「消費者情報ネット」は23日、消費者を対象にした「外貨建て保険などの保険『110番』」を開設する。時間は午前10時~午後3時、電話(06・6311・3456、06・6311・3465、06・6311・1305)で受け付ける。

 相談に応じるのは同NPOで外貨建て保険の調査をしている「生損保研究会ぐるーぷ31」。外貨建て保険以外の保険も相談できる。相談を受けた事例については各保険会社や保険の販売窓口となる金融機関などに伝え、改善を促す方針。

 生命保険協会によると、外貨建て保険に関する生命保険会社への苦情は、2013年度からの5年間で4倍近くに急増。全国の消費生活センターに寄せられた18年度の相談件数も4年前の3倍以上に増えた。契約者の多くが70歳以上の高齢者で、契約する際に為替変動リスクや多額の手数料負担についてよく理解していなかったり、本人の意向と異なる商品だったりする事例が報告されているという。

 ぐるーぷ31のメンバーは19年、銀行や保険会社を客として訪れて外貨建て保険の勧誘を受ける「体当たり調査」を実施。また、販売方法の問題点などに関して大手生保社員を交えて意見交換するなどし、保険会社側に改善を要請している。(松田史朗)