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 コロナビールとして知られる「コロナ・エキストラ」が、新型コロナウイルスの直撃を受ける世界の観光業や旅行業界の支援に乗り出す。世界の宿泊施設1千軒以上で、各国の販売会社が計1万4千室以上の部屋を予約。キャンペーンを通して消費者に利用してもらう。「施設側には料金を先払いすることで支援したい。消費者には、旅に出るきっかけにしてもらえれば」としている。

 日本でコロナビールの販売を担うアンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパン(ABIJ)によると、対象は英国やインド、ブラジルなど11カ国の宿泊施設。日本国内では、沖縄県にある5施設で約300室を確保する予定だ。同社側が支払う宿泊料は約2千万円に上る。キャンペーンは9月に実施予定で、応募条件や実際の宿泊時期については今後、詳細を発表するという。

 新型コロナウイルスの影響で、メキシコの製造元グルポ・モデロ社は一時、ビールの生産停止を余儀なくされた。「コロナ」の名前から風評被害もあったが、大きなダメージを受けるほどではなかったという。

 ABIJの広報担当は、「『新型コロナをコロナビールで吹っ飛ばそう』と支援して飲んでくれる人も大勢いて、感謝しています。多くの方に応援していただいた分、キャンペーンで感謝の気持ちも表せれば」と話している。(植松佳香)