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 東京都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに243人確認され、2日連続で過去最多を更新したことをめぐり、菅義偉官房長官は10日午後の記者会見で、「直ちに緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」と述べた。段階的に社会経済活動を再開させていく方針を維持する考えも示した。

 菅氏は、濃厚接触者などのPCR検査を積極的に行っていることや、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していないこと、39歳以下の若い感染者の割合が約8割を占めていることなどを理由に挙げた。

 一方、感染経路の不明者が一定数含まれていることや、中高年の感染者が増加しつつあることにも触れ、「引き続き警戒感をもって状況を注視していきたい」と話した。