拡大する写真・図版「本気のしるし」から。森崎ウィンが主演し、土村芳が相手役を演じている

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 日本映画「本気のしるし」がカンヌ国際映画祭に公式選出されたうえ、「最も感動的な作品の一つ」との選評までついた。しかし今作、名古屋の民放局が制作した深夜ドラマを再編集しただけの劇場版。なぜ、世界で最も権威のある映画祭に認められたのか。

 今年のカンヌ映画祭はコロナ禍により、毎年5月の通常の催しを見送った。ただ、その代わりとして、例年の「ノミネート」にあたる56作品を選出し、公式セレクション「カンヌ2020」として認定した。

 6月に発表されたリストに、カンヌの常連、河瀬直美監督の「朝が来る」や、スタジオジブリの最新作「アーヤと魔女」とともに入ったのが「本気のしるし」。名古屋テレビ(メ~テレ)制作で、東海地方などで昨年10~12月に放送した深夜ドラマの10話各30分を「劇場版」として3時間48分に再編集したものだ。

 星里もちるさんの同名漫画が原作。女性に二股をかけつつ退屈な日々を送る辻一路(森崎ウィン)が、金銭面や人間関係で周囲に迷惑をかけてしまう葉山浮世(土村芳)に偶然出会う。不思議な魅力を持つ彼女を追って破滅の道をたどることになるが、支えるうちに本気の愛に気づいていくという、異色の恋愛物語だ。

プロデューサー「正直、選ばれるとは…」

 「正直、選ばれるとは思ってい…

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