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 新型コロナウイルスに感染した小売店の販売員が、感染経路は特定できないが仕事で感染した可能性が高い働き手として、医療従事者以外で初めて労働災害(労災)に認定された。加藤勝信厚生労働相が10日、記者会見で明らかにした。

 厚労省によると、認定された販売員は日々数十人に商品を説明するなど客との接触が多かったため、業務による感染として認定が決まったという。厚労省は、感染リスクが高い医療従事者の場合は業務外での感染が明らかな時を除いて原則労災と認めることにしているほか、スーパーのレジ担当など日常的に不特定多数と接する仕事などの場合も、柔軟に認定する方針を示していた。

 新型コロナ感染による労災の申請は今月9日までに501件あり、うち96件の支給が決まっている。