初球ストライクに観客ら拍手 プロ野球、沈黙する場面も
(10日、プロ野球・ソフトバンク―楽天)
ペイペイドームでは、ソフトバンク先発の東浜が投じた1球目、150キロの直球で見逃しのストライクを奪うと観客から拍手が起きた。続く2球目もストライクで拍手。3球目はボールとなって、客席は沈黙。そして4球目。二ゴロで打ち取ったと思われた打球を、二塁手三森が一塁へ悪送球する失策。これには客席から「あー」というため息がもれた。
こだまする松田の「熱男」の声
観客とともに叫ぶ「熱男(あつお)」の声が高らかにこだました。ソフトバンクの松田宣が、19試合目でやっと今季1号。二回、2死走者なしから則本昂の初球を右方向へ。テラス席に飛び込む先制のソロ本塁打となった。「1本出てくれてよかった」。前日まで打率1割台と低迷。守備でも計4失策と、らしくないプレーが続いていた。それが、観客が戻ってきた途端に一発。やはり、お祭り男だ。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。