拡大する写真・図版断続的に雨が降る中、片付け作業が続く熊本県人吉市。道路にたまった泥には水たまりができていた=2020年7月9日午後、細川卓撮影

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 熊本県南部の球磨(くま)川流域を中心とした九州の記録的な豪雨災害は、63人の命を奪った。豪雨に見舞われた日から11日で1週間。突然の別れに、遺族らは悲しみに暮れている。

発見時、近くに位牌

 増水した球磨川にのまれた山本レイ子さん(78)=芦北町箙瀬(えびらせ)は、5月に長男の功さん(当時48)を亡くしたばかりだった。

 4日午前5時ごろ、レイ子さんは、増水した川に驚いた夫の守さん(75)と外に出た。守さんは近所に様子を見に行き、レイ子さんはいったん家に戻った。

 みるみるうちに水位は上昇し、腰の高さに。守さんは雨どいから家の屋根に上った。「おーい」と呼んだが、雨音と川音にかき消され、返事はなかった。

 守さんはボートで高台に助け出…

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