【動画】東池袋暴走事故、現場そばに慰霊碑=河崎優子、北村玲奈撮影
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 東京都豊島区東池袋4丁目で昨年4月、高齢者の車が暴走して12人が死傷した事故を受け、亡くなった母子を悼む慰霊碑が現場そばの公園に建立され、11日に除幕式が行われた。式典で遺族の松永拓也さん(33)は「ここはもともとベンチがあって、事故後毎日座ってどう生きていくか自問自答してきた場所。慰霊碑を見て、事故のない優しい社会にしたいと思ってもらえれば」と話した。

 慰霊碑は2メートル四方の台座の上に、数字のゼロをモチーフに事故根絶を願う球体が乗ったデザインで、事故のない未来へのつぼみを表現している。区が全国から募った寄付金約1140万円で費用を賄ったという。

 事故では、自転車に乗って横断中の妻真菜さん(当時31)、長女莉子ちゃん(同3)が亡くなり、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(89)が今年2月、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)罪で在宅起訴された。ブレーキと間違えてアクセルを踏み続けたとされる。(河崎優子)