拡大する写真・図版相模原協同病院

[PR]

 「武漢の肺炎、国内初確認」――。朝日新聞東京本社の夕刊に、こんな見出しの記事が載ったのは今年1月16日のことだ。あれから間もなく半年。新型コロナウイルスは世界のほぼすべての国・地域に広がり、感染者は1200万人に達した。日本での感染確認は、中国以外ではタイに続き2番目の早さだった。そこにはいくつかの偶然と、幸運が重なっていた。

 発端は、まだ正月気分も抜けない1月10日の昼過ぎ。相模原市の相模原協同病院にかかってきた一本の電話だった。電話口の男性は「武漢で肺炎がはやっていたが、自分もかぜの症状が続いて心配だ」と訴えた。6日に中国・武漢市から帰国。3日から発熱が続いており、別の医療機関にかかったが「入院できない」と言われ、ここに電話をかけたという。

拡大する写真・図版相模原協同病院の井関治和・病院長=相模原市緑区

 「まさかうちに」。職員から知らせを聞いた井関治和・病院長は驚いた。「早速来たか」

 毎朝職員に出す「病院長メッセ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら