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 レナウンや三陽商会の苦境に象徴されるように、アパレル業界が厳しい。一因はコロナ禍だが、それだけではない。作り過ぎた衣料品はセールでもさばききれず、「バッタ屋」にも殺到している。アパレル不況に出口はあるのか。

拡大する写真・図版三陽商会が売却を検討している旗艦店=東京・銀座、同社提供

 民事再生の手続きに入っているレナウンの衣料品が、売れに売れた。

 6月第1週の既存店売上高は、前年の1・8倍。営業が再開された東京・銀座の百貨店内にある売り場は、「ダーバン」のスーツや「アクアスキュータム」のシャツを求める若者らでにぎわった。客を呼んだのは、ほぼ半値の「出血セール」だ。当面の運営資金を確保するため、在庫を現金に換える必要があった。

 6月15日午後3時、レナウン株の東証での「最後の終値」は4円だった。そこからはじいた時価総額は約4億円。リーマン・ショック前の500分の1に満たない。

破たんレナウン「切り売り辞さず」

 再生に向けたスポンサー探しは、当初めざした6月末までの決着はならなかった。「会社全体の買い手が見つからない場合、ブランドの国内使用権や事業の切り売りも辞さない」と関係者は話す。

 レナウンは1902年、大阪・…

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