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 内戦が続く中東シリアで、市民130万人の暮らしを支えている国連の支援活動が一時中断されることになった。国連安全保障理事会が活動期限の10日までに、支援期間を延長するための決議案をまとめられなかった。

 国連は2014年7月の安保理決議に基づき、アサド政権の支配地域を経由せずに周辺国から越境してシリア市民に食糧や水、薬などを届けてきた。越境地点はトルコとイラク、ヨルダンに計4カ所設置されていたが、アサド政権を支えるロシアと中国が今年1月の決議更新の際に拒否権を行使。その結果、今はシリア北西部の反体制派の支配地域につながるトルコの2カ所のみとなっている。

 安保理では今回、10日夜まで越境地点の数を争点に調整が続けられ、7~10日に計4本の決議案が採択にかけられた。だが、現状の2カ所の越境地点にこだわったドイツとベルギーの決議案2本に対し、中ロが拒否権を行使。1カ所に減らすべきだとするロシアの決議案2本には、米欧の理事国が反対票を投じ、妥協点を見つけられなかった。

 ロシアは越境地点を減らす理由…

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