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 豊田みどりさん(70)は、大阪市西成区の南海電鉄津守駅前にある「街かどあぐり にしなり よろしい茸(たけ)工房」で代表理事を務める。

 大阪の真ん中で育った新鮮なシイタケは臭みがなく、プリプリしている。働き手の多くは知的障害者や精神障害のある人たちだ。「ちょっとでもいいものをつくろうと思ってくれている。それぞれに合う作業をやってもらっています」

 はつらつとした姿が印象的だが、これまでの歩みは波瀾(はらん)万丈だ。大阪市の短大を卒業後、会社員を経て、料理人になろうと調理師学校へ。日本料理を学んだが、当時は女性が料亭の厨房(ちゅうぼう)で働くのが難しい時代だった。やむなく料理教室に就職した。

 4年間働いた後、ミナミにスナックを開いた。料亭を経営する前のワンクッションのつもりだった。夜の町の経験がないため、素人のような接客だったが、それがかえって客に受けた。「面白いほどあたって、ラウンジやクラブも経営した」

 しかし、バブルの崩壊で多額の…

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