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 豪雨による川の氾濫(はんらん)や土砂崩れが多発した岐阜県飛驒地方では、11日も断続的に雨が続いた。住民たちは、時折激しくなる雨に打たれながら、自宅に流れ込んだ土砂の片付けに追われていた。

 同県高山市丹生川町の中島務さん(51)宅では、地域の住民が集まって大量の土砂を取り除いていた。

 大雨特別警報が出た8日、中島さん宅の裏山が崩れた。家族6人は避難して無事だったが、1階は高さ3メートルほどの土砂に埋まった。

 地域総出での片付けは10日に始まり、11日には土砂に埋まった車庫を重機で解体した。「家族だけではできなかった」と中島さん。近くに住む中島浩二さん(56)は「こんな時だから助け合わないと」と話す。

 県外から手伝いに来た人もいた。10日午後、同県下呂市小坂町長瀬地区。ボランティアの男性4人が、集落に入り込んだ土砂をかき出す作業を手伝っていた。

 名古屋市南区の男性(29)は「手伝えることがあれば」と、知人3人と一緒に寝袋や食料を持参して9日夜に下呂市へ。翌朝から「何かすることはありますか」と住民に声を掛けた。車の周りから土砂を取り除いてもらった男性(51)は「ものすごく助かっています」と感謝した。

 ただ、新型コロナウイルスの感染者が首都圏などで再び増える中、地元には、遠くからボランティアが集まれば感染が広がりかねないという不安もある。自宅に土砂が流れ込んだ別の地区の住民は「僕らはお願いする側だし、人手はあった方がありがたい。でも、下呂市は感染者が1人も出ておらず、地域の人にうつったらと思うと怖いです」と心配する。

 そんな雰囲気を感じてか、ボラ…

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