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 国際スケート連盟(ISU)は11日、新設した「ISUスケーティング・アワード」の受賞者を発表した。最優秀選手賞に、昨季のグランプリ(GP)シリーズで2勝した羽生結弦(ANA)が選ばれた。

 オンラインで行われた表彰式に参加した羽生は、競技に臨む姿勢について「プレッシャーを感じるからこそ、強くなっていける。大きな期待に応えたい、100%ではなく、120%で応えたいと常に考えています」と話した。また、ファンに対して「自分の追い求めるスケートができていることが本当に幸せです。これからも一生懸命、理想を追い求めて頑張っていきます」と誓った。

 羽生は、フリーで演じた「Origin(オリジン)」の紫を基調とした衣装がベストコスチューム賞にノミネートされていたが、受賞を逃した。アイスダンスのマディソン・チョック、エバン・ベーツ(米)のフリーダンスの衣装が選ばれた。

 3回転半(トリプルアクセル)ジャンプを武器に、シニアデビュー1年目でGPファイナルの女子シングルを制した16歳、アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が最優秀新人賞に選出。最優秀コーチ賞は、コストルナヤや平昌五輪女子シングル金メダルのアリーナ・ザギトワ(同)が師事するエテリ・トゥトベリゼ氏(同)が受賞した。

 最優秀振付師賞は、羽生やネーサン・チェン(米)、紀平梨花(N高東京)らを担当したシェイリーン・ボーン氏(カナダ)が受賞。最優秀プログラム賞はアイスダンスのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン(フランス)のリズムダンスだった。特別功労賞は、1980~90年代に世界選手権男子シングルを4度制したカート・ブラウニング氏(カナダ)に贈られた。

 審査員は、世界選手権女子シングルで2度の優勝経験を持つ安藤美姫さんらが務めた。